こんにちは。
キャパオーバーの時、頑張りすぎるより先にサボりスイッチがONになるのですが、それによるミスなどに頭を悩ませている今日この頃の私です。
時間と体力が足りない。
寝る時間削ってなんとかなる段階ではなくなった。そろそろ色々改革を考えないといけない…。
こんなまずい状況ですが、今日のこの記事は出来上がったので惜しみなく出します。
お時間ある方はお付き合いいただければ幸いです、それではどうぞ〜。
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◉本日のご紹介
こちら。
2007年5月16日発売、GReeeeN 3rd シングル「愛唄」です。
言わずと知れた名曲。彼らの代表曲の1つ。
それを私が「紹介」だなんて…とは思いますが、ただの趣味なので、と割り切って、いつも通り書かせていただきます。
3rdシングルにして、メジャーデビュー後の彼らの初めてのラブソングであるこの曲。それがこんなにロングヒット、遍く歌われる曲になるんだから彼らはやっぱりすごいです。(月並)
初めて関連で言うと、"初回限定盤" という形式が発売されたのもこのシングルが初めてです。"スペシャル ギフト パッケージ" と称して、ジャケットの表に便箋入りの封筒が付けられていました。手紙を認めて、CD自体をラブレターとして誰かに送ることができる仕様になっていたんですね。
かわいいですね。
この愛唄、初めは日本テレビ系で放送されていた「歌スタ!!」という番組の月間エンディングテーマとしてタイアップ・リリースされました。
カバーや、その後のタイアップなどたくさんありますが、当初は何かの主題歌だったわけではないんですよね。
それでここまで人気になったのって珍しいように思いますし、尚更この曲自体の良さが際立って見えます…。
ですが、この曲が有名になる多少のきっかけはあったはずで、(恐らくですが)テリー伊藤さんがこの「愛唄」のMVの監督をなさったことで話題にはなったのではないかなと思います。
そのMVがこちらです。
もしかしたらファンじゃなくても見たことある方いるんじゃないですかね…?
このMVについて色んな印象を聞いたりしますが、私はとてもとても好きです。
とっても真っ直ぐで、本当にただ真っ直ぐで、この曲に、GReeeeNにピッタリな映像作品だと思います。
当時GReeeeNはメジャーデビューしたばかりで、テリー伊藤さんはそんな彼らでも、彼らの楽曲の中身をしっかりと視て、映像に昇華してくださっていて、素敵な方だなぁとも思います。
そうして世に広く認知された「愛唄」は、長く長く愛された結果、GReeeeNの妹分グループだったwhiteeeenに「愛唄〜since 2007〜」としてカバーされたり、先ほど申し上げましたように他のアーティストの方々にもカバーされてますし、オムニバスCDにも収録されたりだとか、さらに幅広い層に愛されていき、今でも何かとランキングなんかに顔を出すぐらいになったんじゃないかなと思います。
リリースから年月が経っていて、かつ、特に有名な曲はやっぱり様々な軌跡があるな、とも思いますが、曲の概要の話はここまでといたしまして、
今回、この記事のためにこの曲を改めて何度も聞いて、やっぱり名曲だなと思いつつ、たくさん感想が溢れてきたので、
次のターンへ参りたいと思います。
では。
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◉個人的好きポイント
まずは歌詞について。
「ねえ、大好きな君へ」 笑わないで聞いてくれ
「愛してる」だなんてクサいけどね
だけど この言葉以外 伝えることができない
1番Aメロ、歌い出しの歌詞です。
これが、です。
どういうことかって、このフレーズの言葉の強さだけを見ると、ここがサビでも良いんじゃないかって思えませんか?
「大好き」や「愛してる」なんて言葉って、決めゼリフのような立ち位置のものじゃないですか、ラブソングでは特に。それを決め=サビではなくて冒頭に持ってきているんです。決して気取らず、キザにならず、「僕」からの純粋で素朴な愛が感じられて、冒頭からとてつもなく暖かい気持ちに包まれます。
そして、こんなどストレートな強い言葉たちが並んでいるのに、「クサいけどね」と少し照れた様子も表現されていて重くなりすぎないですし、かつそれぞれの言葉が本心からのものなんだっていうこととか、「僕」がどれだけ素直な人物かがひしひしと伝わってきます。
こんなの初めに持ってこられたらそりゃ心を掴まれます。
君の選んだ人生(ミチ)は僕(ココ)で良かったのか?なんて分からないけど、、、
少し飛んでBメロです。ここのルビの使い方は本当に天才だと思います。テストに出るので全員必ず覚えてください。
"僕" は "君が人生の中で選んだ1つの道" だという比喩。人生を道に喩える表現は腐るほどありますが、この歌詞はそのもう一歩先にいます。
(歌詞を書く時に「ミチ」と「ココ」が先に出てきたのか、それとも「人生」や「僕」が先だったのか気になっています。GReeeeNの曲作りはいつも "音" が先なので、おそらく前者じゃないかなぁと思いますが、どちらにせよ素晴らしいですよね、こんなの。)
そして更に言うとすれば、この「君が選んだ」というフレーズからは「僕」の謙虚さも滲んでいます。今一緒にいる事実にも自分のエゴはなく、そしてどこまでいっても "大切なのは君" という献身的な姿勢に胸を打たれざるを得ません…。
ただ 泣いて 笑って 過ごす日々に
隣に立って 居れることで
僕が生きる 意味になって
君に捧ぐ この愛の唄
続けて、1番サビです。
派手さもロマンチックな要素もないです。でもそれでいいんです、それがいいんです。全く飾り気のない、そしていちばん稀有な、究極に近いような、見返りを一切求めない純朴な愛。とてもとても美しいと思います。
聞くだけで、ただ聞いているだけの自分の心まで、この歌詞と同じように澄んでいくように感じます。
僕の声が 続く限り
隣でずっと 愛を唄うよ
歳をとって 声が枯れてきたら
ずっと 手を握るよ
落ちサビ〜大サビです。抜き出したものの、これ以上言葉が見つかりません。胸が苦しいです。
1番から2番までずっと "今この時" や "今までの日々" の話だったのに、ここで突然 "ずっと先の未来" に移っていて、そしてそれにまで愛が及んでいて、、なんかもう泣きそうです。
言語化が限界です。
ということで歌詞については以上といたします。
歌詞全文はこちらから▶︎▷ 愛唄 /GReeeeN - 歌ネット
歌詞以外で好きだなぁと思うポイントもなんとかまとめていきます。
◉口調
本当にずっと隣に居て、それで語りかけるような歌詞の言い回し、歌い方なので尚更、胸にキます。
◉4人の歌声
(どの曲でもいつでも好きですが、特に、というか、以下の内容を一言にまとめるとこういう題にしかなりませんでした、ご容赦ください(?)。)
メロが切ないんですが、4人とも歌い方が明るくて、それもとても良いですし、メインはあくまでHIDEさんなんですが、少し耳を澄ませば、4人の声がきちんと聞こえてくるんです。さらに高音の2人、低音の2人ともにそれぞれピッッッッタリ息が合ってます、メジャーデビューして4ヶ月なのに。1999から繋がってきた軌跡が見えます。特に低音の2人がそれぞれ旋律違うんですが、まるで一つの楽器から音が出ているように、歌声が一体になっていて驚異的です。ハーモニーが綺麗すぎです。
サビが特にです。
いや、もう曲を通して随所のハモリが良すぎてm(((止まらないので終わりです。)
◉BメロのHIDEさん
ここメロの高低差がすごいんです。それをスラスラと滑らかに歌い上げなさるので何度でも何度でも聞きたくなります。
更に細かい話になりますが、2番の「出逢って」の「あ」の低いビブラートのかかったお声がとても好きです。
◉落ちサビがありました。
◉大サビ
1サビ2サビとは展開が違うと分かりやすくテンションが上がります。1番最後のフレーズがいちばん盛り上がれるようなメロディになってるのがやっぱり好きです。
好きです。
◉MV
前述しましたが、私はこの曲のMVが好きです。
そして何度も言いますが、このMVは本当にどこまでも真っ直ぐなんです。ズルも嘘もなくて、一生懸命で、暖かい。そんな姿に心動かないはずがありません。
◉ライブの時の愛唄
破壊力が5,000,000倍になります。
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思いがけず中々な文量になりました…。
やっぱり改めて聞いても、名曲は名曲だなと思いますよね。
あぁ、書いてたら今夏のライブが待ち遠しくて仕方がなくなってきました。
あ、いや、もう "夏のツアー" じゃないんですよね。笑
お祭り期間が長いことに慣れないながらもワクワクたくさんで楽しみです( ˊᵕˋ )
さてさて、5月のSingle Tour ラッシュはまだ続きますので、また近いうちにお会いできるかと(?)
それでは、
またいつかm(_ _)m