ねっこのにっき。

思考の置き場所。

記録:月と猫のダンス

 

どうも。

とてもとても久しぶりの更新、です。

 

確実に公開するために、手短にいきます。

 

4月7日公演を観てきました。

去年、チケットを取り損ねてから、

無意識的にヨルシカを少し避けがちになっていたようなこの1年。

 

ようやく、ようやく追いつける。

そんな気持ちで臨みました。

 

ホール公演時とはセットリストが変わったらしく、惜しい気持ちもありましたが、

もうそんなのどうでもいいぐらい、良い時間でした…。

 

 

以下、スマホのメモに殴り書いたものを先に貼り付けて、その下にライブが終わってから考えたことを、少しだけ、書きます。

長々書くと完成しなくて結局アップロードしなくなっちゃうので。

 

 

 

ヨルシカ ライブ 2024

月と猫のダンス 再演

 

✴︎→演劇パート

数→セットリスト

注:演劇パートの流れ・セリフ等は私の記憶にある限りで書いたものなので間違っていたら教えていただきたいです。補完お願いします…。

 

 

✴︎導入、ポスカに書いてある言葉から始まる、

 演者は「奇妙な動き…、奇妙な動き…、奇妙な、動き…。」と動物たちの動きを不可思議そうに思い出しながら真似をする

 

-----暗転-----

 

✴︎売れない画家の日常の話。(朗読パートがn-bunaさんじゃなくて拗ねる私。)

鳥の描写をしている語りから始まる。見たことはないが細部までが鮮明な風景が、画家の男性の頭の中には何枚もある。

元恋人は画家のプロデュースをしている人だった。「あなたの絵には面白味がない、まるで写真みたい」と言われたことを気にしながら、毎日キャンバスの前とベッドを行き来する生活。

(月光ソナタのくだりもどこかに…)

ピアノを弾く姿勢はいつも決まっている。(…とか。)

「鳥は良いよな、仕事をしなくても食う当てに困らない」

 

1 ブレーメン 今回はn-bunaさん跳んでなかった

ドラム繋ぎ (思わせぶられた。)

2 雨とカプチーノ(!)

セトリが!前回と変わっていたらしい。なぜ。

キャパ大場所なので新規に馴染みのある曲を入れたか…

 

✴︎月が綺麗な夜。僕は木箱を持って、森の中を歩いている。僕はこれが夢だと、気付いている___。

 ある夜、いつも通り絵が描けないでいると、1匹のカナリヤが窓辺に留まる。追い払おうとするも、飛んでいこうとしない。仕方がないのでピアノで「月光ソナタ」を弾くと、カナリヤが奇妙な動きをする。

長くゆっくり音を伸ばして弾いたり、短く何度も鍵盤を叩いたりすると、それに合わせてカナリヤの動きも変わる。ついに、私の頭はおかしくなってしまったのか、と、男性は立ちすくんだが、カナリヤの動きを見ているとだんだん興味が湧いてきたのか、「使えやしないがスケッチでもするか」と奇妙な動きのカナリヤを描き始める。

 

3 さよならモルテン

画家としてスタートした頃を思い浮かべている?

4 又三郎

生活がままならない苦しい状況を吹き飛ばしたい気持ち

 

✴︎相も変わらず描けない日々が続いていた画家。

 月が綺麗な夜、ふと窓に手をやると、ヒヤリと湿った感触。驚いてみるとカエルがいる。追い払おうと手首を振るが、動こうとしないカエルに既視感を覚える。(その後なんやらかんやらで)ピアノに腰掛け「月光ソナタ」を弾いていると、妙な動きをするカエル、鼻先をツンと上へ向け…

ここで既視感の正体に気付いた画家。カナリヤの時と同じだ。(「同じ図々しさがある」というセリフ)

 

5 月に吠える

誰にも見向きされない画家としての自分。動物の奇妙な動きが見える、頭がおかしくなった?の描写としても

ドラムソロピンスポ 他は暗転準備

6 451

あ゙ぁ゙!!!!!!!!!!!!!!

これが!!!!!!!!!聞きたくて!!!!!!!!!!私は!!!!!!!!!!!!!!!!

ハンドマイクを持ち広いステージをズカズカと歩き回りながら歌うn-bunaさん、脚を大きく開き、前後に揺れリズムを取りながらサビ、2番になるとさらに前方へ出て客席により近づき、指差し、あぐら、いろんな体制を取って歌うn-bunaさん、落ちサビだけ字幕がなくなった!!!!!やっぱりマイクに両手を添えていた!!ぁあああ!!!!!!!!!

 

✴︎ 元恋人に電話をして最近起きていた話をすると、どうやら信じてもらえていない様子。やれウサギだ、コウモリだと他の動物も同じように、月の綺麗な夜にやってきては、「月光ソナタ」に合わせて奇妙に踊るらしい。コウモリなんかは窓辺に直立な姿を見て、紳士的な振る舞いを想起したり、と画家に何かしらのインスピレーションが湧いていると感じた元恋人は、「その動物たちをモチーフに、何か書いてみたら?絵本とか…」と提案。初め、画家は "動物たちを作品にするつもりのなかった+急な絵本 作家転向提案" で戸惑うが、「絵は時に言葉よりも雄弁だ」という言葉にハッとする。「誰の言葉だ?いいこと言うな」と返すと、「貴方じゃない。」という返事。さらに戸惑う画家。

電話を切り、以前に元恋人から言われた「面白みがない」という言葉を反芻する。自分の作品は、頭の中に浮かんだ風景をただ、出力しているだけに過ぎない。見たこともない異国の街並み、風景…。

 

7 都落ち

 自分の頭から、昔の自分が都落ちしていた?

8 ただ君に晴れ(!)

 懐古(?)元恋人に諭されて、あの頃を少し思い出す。

9 チノカテ

 停滞が終わる兆し。

 

✴︎ 羽虫やカメレオンが同じように月夜に部屋にやってくる。それを描いてみる画家。電話で元恋人に話の続きをするも、半信半疑…か、もしくは信じてもらえてはいない様子。あまりに必死な画家の様子に、元恋人は「今度見に行ってみようかしら」と切り出す。画家は慌てて、逡巡したのかもしれない。ここでおいそれと家に呼ぶのはどうかと。「いや…その…たまにしか…来ないんだよ…あいつら…ハハ…。」慌てる画家に元恋人は「冗談よ。」と笑って返す。これは、完全にウソを付いていると思われてしまったな、と、画家はそう感じた。

?ここで個展の話が持ち上がった??繋がりがわからない…。

(羽虫はクワガタのような昆虫。カメレオンの描写も細かかったが、n-bunaさんのお声ではなかったため情報がまばら。残念な私の脳みそ。)

(愛想を尽かされてしまった理由もわかる気がする…というセリフがあったような…?)

 

-----暗転-----

 

✴︎フクロウを海辺に連れて行き、家のピアノでなくとも同じ現象が起こるのか確かめる画家。浜辺で拾ったおもちゃのピアノを鳴らすと、今までと同じようにフクロウは奇妙な動きをする。

 月光ソナタは小さい頃に教わったのだという画家。

 (誰から、という情報はなかった。)

 

10 第五夜

 画集での「第五夜」はフクロウをモチーフにしたインスト。

11 雪国

 (この曲がここで演奏された意味はなんだろうか…正直なところ、よく分かっていない…。元恋人から受けた提案で何かが出来上がりそうな予感から、別れをより惜しむようになったのだろうか。)

12 いさな

 (この曲の位置付けもイマイチ…。曲が良すぎてそれどころではなかった。この曲が聞けるとは正直思っていなかった。「もう自分を許して」には、どんな意味が込められていたのか。)

 

ここまで書いてハッとしたが、この3曲連続パートの入りがインスト、ということは、フクロウ視点のものではなかろうか?エルマとエイミーから始まった、生まれ変わりの繋がりの、その核心に触れていくところなのではなかろうか。?

 

 

 

✴︎ ある月が綺麗な夜のこと、窓にゴツゴツと音がして、画家は嫌な予感がする。カーテンの隙間から、窓の向こうの生き物にバレないよう恐る恐る外を覗くと、そこに居たのは立派な角の雄鹿だった。流石に家の中には入れることができないし、勘弁してくれ、と画家が対応しあぐねていると、ズモモモ…と鳴き声を響かせる鹿。ゴツゴツ、ズモモモ…。これ以上は近隣の住人にも迷惑がかかるので、画家は「月光ソナタ」を弾いてやることにした。

 

✴︎(この場面で?個展の話が持ち上がった??繋がりがわからない…)

 

 

13 斜陽

 この曲の前後の劇パートの順番が曖昧なので何も書けないのが悔しい。曲の始まり、本当に斜陽が刺して鳥肌が立ちました。

14 靴の花火

 やはりこの曲が原点で、大好きだ。

 

 

✴︎ (大家さんが来る、動物に餌をやっているんじゃないかと思われたらしい。なんとか説明をして納得してもらい(本当に納得したかどうかは別)、別れ際、よかったら個展に来ませんかと誘ってみるも、あまり良い反応ではなかった様子。)

 

✴︎この日も月が綺麗で、いつの間にか猫が部屋に入ってきていた。いつものように「月光ソナタ」を弾き、奇妙な踊りを観る。画家が猫に話すには、ピアノはもうすぐ大家の姪に贈られてしまうらしい。もしかしたら騒音の苦情も来ていたのかもしれない、と猫にぼやく画家。ここで、猫と目が合う。深い夜のように揺れる瞳に引き込まれる。その時、気が付けば画家の頬には涙が伝っていた。猫は画家へそっと近づき、画家の頬に鼻をつけた。まるでキスをするように。

 

15 左右盲

 セトリラストなんじゃないかと思わされた①

 言葉なんか添えられません。

ドラム導入

16 春泥棒

 セトリラストなんじゃないかと思わされた ②

 この曲も前回のセトリにはなかったもの。言葉なんか…あ、いや、言葉ごときが((

17 アルジャーノン

 ヨルシカはこれまでもこの先も、2人一緒に活動をしている限り、ずっとヨルシカであり続けるんだろうと、そう思った。

 大サビの演出に誰もが息を呑んだと思う。満天の星のような小さな無数の光。

 

キラキラゆらゆらインスト1曲

n-bunaさんと平畑さんが中心

 

✴︎個展を開いた

 画家による個展のコンセプト説明から始まる。人影はまばらだったようだが、大家さんは結局、彼の個展を見にきてくれたらしい。最後に描いた猫の絵以外を自由に売り出すことにすると、何枚か買い手がつき、仕事の依頼も舞い込んできたという。

 

✴︎個展が終わり、久しぶりに大きな達成感に浸る画家。元恋人(演:suisさん)に労いの言葉をもらい、仕事が舞い込んできた話をする。(話が弾む中?、彼女は薬指の指輪が光っていることに気がつく画家。)

 彼女は描かれた動物たちを見て、「なんだか貴方にそっくり」と画家に言った。「僕に?」驚く画家。「えぇ、ピアノを弾いている時の貴方にそっくり、特に、(この絵とか?)」元恋人は後片付けにイベントスペースへ戻ると言うので、その場で別れた。家に帰ってきた画家。元恋人の言葉を思い出し、自分の描いてきた動物たちの動きを真似る。「奇妙な動き…、奇妙な動き…、奇妙な、動き……。」なるほど「月光ソナタ」を弾いていた画家の動きと一致する箇所がある。画家は、独り、呟く。「もしかして、彼らは踊っていたのではなく、初めからピアノが、弾きたかったのか…?」

 

暗転、

終演。

 

 

 

エルマとエイミーの2人の物語から繋がる物語。

今回の主人公は画家で、初めは、彼が新しいエイミーだと思っていたのですが、どうやら違ったようでした。

家に帰って今までの文字情報全て読み返してやっと気付きました。

そういえば生まれ変わりの輪の中には本当に色んな生き物が含まれているんだった、と。

 

じゃあ画家は何者なんだ…?

という部分について、

(今までのライブでは自分が得た情報だけ、自分が感じ得たものだけを楽しんでいたので、考察の類いは専門外な私なので、)終演から3日経った今の今までたくさん考えましたのですが、

「月夜」「月光ソナタ「ピアノ」

今回も2人を引き合わせたのはそれだったっていうことか。

と、私の中ではこう思うことにしておきます。

 

 

 

 

わ〜、、

これは、、、

 

やっと、なんだか本当にヨルシカの世界に戻ってこれたような(?)なんならもう1段階深いところへ来れたような気がしています。

 

まだ浅瀬なような気もしますが。

 

 

困っちゃいますよね、「音楽を聞く」のだけでも一生分楽しめるのに。

 

 

とりあえず、しばらくのところは「幻燈」に再び囚われて生きていくことにします。

 

ヨルシカ好きなのに買えてない人、

何度も言ってしまってる人もいますが、本当に損ですからね…。

頑張って買ってくださいね…。

取り返しがつかなくなる前に…。

 

 

では、

 

今回はここまでにいたします。

 

読んでいただいた方がいたなら、長々ありがとうございました。

 

またいつかm(_ _)m