こんにちは。
今日はとりあえず書かないとどうしようも消化できないなってこと書きにきました、あぁ。
1月12日、フジテレビ系で「大雪海のカイナ」というアニメがスタートしたんですが、OPはヨルシカ、EDをGReeeeNが担当していて、そんなアニメが放映されるとなればもう、私には観る以外の択が残されていませんでした。
当然、毎週録画の予約をして楽しんでいる訳なんですが、このヨルシカのオープニングの曲「テレパス」、この曲について、不意にブワッと溢れてきたものがあるので脳内整理と備忘録としてここに色々書いときます。
今日は独り言のつもりで連ねていきます。そんなにきちんと読まずに、ふーんって思っててください。
既に文が煩雑雑。
あ、ですます調も消えます。
では、
まず一度目に聴いた時の感想。
やっぱりn-bunaさんの奏でるピアノの旋律が世界で一番好きだ…。
基本的に同じフレーズの繰り返しが目立っている曲があまり好きじゃない、退屈だから。って自分の頭の中にメモをしていたけど、今日から"ただし、n-bunaさんを除く"って付け足さないといけないかもしれない。「落花」然り、同じフレーズをずっっと繰り返している曲なのに聞き飽きない。n-bunaさんの曲だけ。とても不思議。
それも踏まえて、n-bunaさんのピアノがやっぱり好きだ。美しすぎる。ドツボすぎる…。
次に冒頭。
…の歌詞、を見た時、思わず立ち上がりそうになった。
「冬だ」
"雪化粧"という言葉が使われていた。
タイトルから想像に難くないように、このアニメの舞台は"大雪海"。であれば、オープニングが冬っぽい曲であるほうが然るべきではあるけど…、
かねてから、私には疑問だったことがある。
ヨルシカの「思想犯」と「冬眠」という2曲に、"秋・冬・春・夏" という順番で四季が現れる箇所があるが、この順番には何の意味があるのだろうか、ということ。(他に四季全部が登場する曲は恐らくなかったはず。)
私と同じくヨルシカが好きで、博識な友人が言うには、「秋から新学年が始まる諸外国も日本と同じく、四季は "春夏秋冬" の順で捉えるのが一般的らしい」とのこと。
だとするとこの順序は、いったい何なんだろうか。ってずっとぼんやり考えていても答えは全く出せそうになかったけれども、
一つ気付いたことはあって、
ヨルシカ初期の作品は専ら題材が "夏"、エイミーとエルマの話。そこから "春" に移って、音楽泥棒の物語が展開された。
それに終止符が(本当の意味ではまだ終わってないかもしれないけど)打たれた今、じゃあ次の季節は?
もしかすると先の "秋・冬・春・夏" を遡って "冬" なのでは?
ヨルシカの世界に "冬" が来るのでは?
と。
でもしかしまぁ、こんなちゃっちい脳みそで考えた予想なんて悠々と超えていくだろうから、きっとどうせ違うだろうし、もし当たってたとしてもそこにある意味が汲み取れなければなんだっていうのか。
けれども、
n-bunaさんはタイアップ作品に100%寄り添った曲は書かない。ヨルシカの世界の中で、相手の作品と重なるところを探して、あくまでも自らの世界からはみ出ない曲作りをする。
そのことを知っていた。
だからこそ、
今作とのタイアップが発表された時は、その季節の話なんか頭を掠めもしていなかった。そんなところに出てきたあのフレーズ。
"雪化粧"
この言葉を見て立ち上がりそうになった私だった。
「来たのか?ヨルシカに冬が?」
そこから何度目かまでは、冬の景色と結び付けながら曲を、音を聞いていた。
一番初めに触れたピアノのメインフレーズもその対象になるはずで、このピアノから思い起こされる景色を探した。
ここで少し違和感を覚える。
何かしっくりこない。雪化粧という言葉こそあるものの、曲の中では雪の降っている様子があまりない。
さらに、曲のアウトロ部分。
ずっと繰り返されていたピアノのフレーズに異変が起こっている。ワンフレーズ分の音源が、コピー&ペーストで繰り返されているが、フレーズの最後が少し余計にはみ出していて次の音にうまく繋がれておらず、変に途切れているように聞こえる。
この強烈に不自然な部分はなんだ。
その事について考えを巡らせた時に、先の違和感の正体にも合わせて気が付いた。
今回の曲のタイトルは「テレパス」だ。
これは「テレパス」の唄だ。
決して「冬」の曲ではないんだった。
"雪化粧" と "冬の予感" に舞い上がって、どうやら捉え違いをしていたらしかった。
やっぱり自分は浅はかだったんだなぁ。
と、思ったことについてはどうでもよくて、
あのピアノフレーズとアウトロのズレの答えはどちらも、「テレパス」の音だった。
先に "テレパス" と "テレパシー" の違いについて明記しておくと、こう。
テレパシー【telepathy】
言葉・表情・身振りなどによらずに、その人の心の内容が直接他の人に伝達されること。精神感応。
(weblio辞書より引用)
そして「テレパス」は、テレパシー能力を持った人のことを指す言葉。
この曲に登場するのは、男女2人組。
…今、書きながらどちらがテレパスなのか考えていたが、想像の余地がありすぎて全部書くと長くなりすぎるから割愛して、言いたかったことだけ残しておこう。
まずアウトロの途切れた音は、それまで交わされていたテレパシー信号の不具合だ、と思った。なるほどそう捉えるともうその事を表した音にしか聞こえない。そう、自分の中で腑に落ちた。
続けて、冒頭のピアノフレーズもタイトルに寄り添って考えれば、これはどちらかからテレパシー信号が発せられ、それが相手に無事繋がるまでのロードの音だな、とすんなり納得がいった。
ドラムが入ったところで、テレパシーが繋がる。細かくリズムを刻まれるあのハイハットは、2人の間で交わされ、ポツポツと行ったり来たりする信号の音。
やっぱりn-bunaさんはタイアップ先に擦り寄って曲を創るような人ではなかったんだなぁ。
と、少しの安心感も覚えつつ、やっぱり冬の到来も諦めきれないらしい私の脳みそは、
キックとスネアのリズムが雪を踏みしめ歩く様子みたいには取れるし、「もう歩きたくないんだ」とか言ってるしな、とか、
n-bunaさんならテレパシー信号の音を表現しながら、同時やついでに冬っぽさを出そうとしてそう、できちゃいそう、とか、
邪念がまだ止まらない様子。
画集を買えば何か分かるかなぁ。
あ、あとあれです。suisさんの表現力バケモノすぎ。1曲の中で1人2役こなさないでください。デュエット不要じゃないですか。最高。
ついでに言うとドラムもばけもんきもいフレーズ。(口悪)(褒めてる)
はぁ!スッキリした。80%ぐらい。
なんとか目的地に着くまでに書き上げられました。
今日は独り言のていなので読み直しもせずあげちゃいまーす。誤字脱字や文がおかしいのは悪しからず。気分で読み直しに来れたら直しておきます。
さてでは、
またいつかm(_ _)m