こんにちは!
金土の余韻から抜け出せない日曜日、
日向ぼっこしながらLスタに想いを馳せています。
あ、私が所属している部活動の話です。
でも今日はその話ではないのです。
GReeeeNのシングル紹介!いきます〜!
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◉本日のご紹介
今回はこちら。
6thシングルの「旅立ち」です。2008年の3月5日にリリースされました。
GReeeeNのシングルはなにかしらのタイアップを獲得して発売されることがほとんどなんですが、実は「旅立ち」にはタイアップがついてないんですよね。
なんでも、曲が出来上がった当初はリリース予定じゃなかったんだとか。
といっても全く世に出さないつもりだったわけではなくて、他にも出す予定の曲がたくさんあるから…という理由で音源完成後もCD化には至らず温められていたそうなんですが、
「この時期でないと」というGReeeeNチームの要望に応える形で、なんとか発売が決まった、ということだったようです。
さらに、そんな背景もあったからか…もしかしたら関係ないのかもしれませんが、初回限定盤にDVDが付いてないんですよね。
代わりに、メンバーからの「旅立ち」に関するメッセージと、HIDEさんが描いた "デッサン画" が帯の裏面に付くよ、といった形態でした。
このデッサン画についても少し裏話がありまして、実際の絵をお見せしたくてもできないのが残念なのですが、
リリースに至るまでの話とともに、ソースがHIDEさんのブログにあるのでぜひご覧になってください。笑
2008/03/02 - HIDEの人生は重荷を負いて遠き道を行くが如し
DVDはなかったんですが、PVはあるのでそちらもリンク貼っておきますね。HIDEさんのデッサン画をもとに作られたPV……、…なんだと思います。
上京で離れ離れになってしまう2人を軸にしたストーリーになっています。可愛くて切なくてウルっとしちゃいます。ぜひ。
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◉個人的好きポイント
ではこの曲の好きだな〜と思う部分を書いていきます。
まずは歌詞!
スゴイ法則 見つけ出せたんだよ
『恋に落ちる=時間じゃない』
こちら1番のAメロの最後。一目惚れをそう言わずに表現したこの一節。名言だと思います。
続いて、
夕暮色染まる君の自転車を 2人乗りで駅まで
笑い 走れたのは 今じゃ昔
夕暮色染まる君の横で 肩を落とすのは もう止めた!
「行っておいで!」と涙こらえ
Bメロです。上が1番で下が2番。
どちらも「夕暮色染まる君の」から始まるんですが、1番はかつての楽しい記憶を振り返っていて、2番では悲しいながらも旅立つ君の背中をぐっと押す場面、と対比になっています。切ない。
というか「夕暮色」って日本語綺麗すぎませんか。
もう一点、1番ではBメロの後はすぐサビに入るんですが、2番は「涙こらえ」のあと、歌が消えるんですよね。間奏に入るんです。
ここがもう、ねぇ、そりゃそうです。「涙こらえ」て「『行っておいで!』」なんて言って、その後に言葉なんか紡げるわけないんです。まともに話すどころか、声すら出ないですきっと。
っていう状況が思い起こされて誠に涙腺にきますココ。はぁあ…。
ではこの流れで歌詞以外の部分いきます…。
あ、歌詞サイトのリンクは貼っておきます…。
◉HIDEさんの歌い方
やっぱり全体的な比率で言うと、パキッとした歌い方の方が多いHIDEさんなんですが、この曲では冒頭から最後までずっっっっと優しさ全開なんですよね。曲の途中にたくさん "ココ!" ポイントがあるんですが、最後の「またね」がもうキュンとなっちゃうので最後まで聞いてください。
◉冒頭と最後のラップ詞
GReeeeNのラップ詞は、聞いていて本当に気持ち良いものが多いです。それはこの曲も然り。たまにJ-Pop界隈の曲にあるなんちゃって韻踏みとはもう段違いです。私もそんなにラップ詳しいわけじゃないですが、ここの詞は脚韻(?)の入れ替わりもめちゃスムーズで、J-Popアーティストである彼らですが、その音楽ルーツにはそれ以外のジャンルがしっかり含まれていることがよく分かります。
1個だけ、「泣いて帰ったら許さねー!」ってところ、字面の乱暴さと中身の優しさにギャップがあって特に好きです。
◉PV
女の子役の方も可愛いし、男の子役の方も別の意味で可愛いです。久々に観たんですが、ストーリーがシンプルに良くて泣きそうになっちゃいました。
この「旅立ち」という曲は、他のものに比べて詞の中に景色や時間帯の描写がたくさんあるので、PVとリンクする部分が多いんですよね。それで曲とPVの相乗効果が大きくなってて、尚更、曲にもPVにも心を動かされてしまうのかもしれません。
◉落ちサビ+大サビで転調
(無論)
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15年前(驚)のこの日にリリースされたこの曲が、どれだけの人たちの背中を押して、いくつの "旅立ち" に寄り添ってくれたのかなぁ。
今まさに私の周りにも、たくさんの "旅立ち" が待ち構えているので、聞いていて、書いていて胸に来るものがありました。
今回はここまでにしますね。
では、
またいつかm(_ _)m