ねっこのにっき。

思考の置き場所。

🍀Singles Tour #16 「遥か」

 

こんにちは!

今回も投稿日1日ズレてしまいました…!

2回連続微妙な遅刻です!

 

…微妙でも遅刻は遅刻です!甘ったれるな!

 

シノゴノ言わずに早速いきますーー!!

 

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◉本日のご紹介

こちら、

遥か

2009年の5月27日に発売した11thシングル「遥か」です。

現在も卒業ソングや春歌として有名なこの曲は、映画「ROOKIES -卒業-」の主題歌としてリリースされました。

曲としても "旅立ち" の場面の心境や決意を唄ったものになっています。

 

その心境や決意について、個人的に感じたことの話を少し。

中高生の頃までは、どこかでそれらの心境や決意が、この曲を作るにあたって描かれたものだと思っていました。あまり深く聞けていなかったのもありますが、やはり大型のタイアップでしたし、作品に触れる中でGReeeeNが描きたくなったものが込められているんだろうな、と。

ですがその考えは、ある書籍を読んだ時に丸切り間違いだったことを知らしめられました。

その書籍とは、ファンならご存知「それってキセキ ~GReeeeNの物語~」ですね。

この小説の中に「遥か」の章がありまして…。

読んだ方なら分かっていただけると思いますが、これを読む前と読んだ後では、この曲の聴こえ方が大きく変わりました。

そしてこの曲がそれまでよりもっと、もっと好きになりました。

「遥か」好きだけど書籍までは読んだことないなって人も、その曲が生まれた背景を知ることでより深い良さに気付けるはずなので、ぜひ読んでみてください…。ちなみに「遥か」以外の曲についてもたくさん知ることができますし、何よりGReeeeNがどのようにして結成されたグループなのか、彼らがどのような人間であるのかについても知ることができるので、ちょっとでも興味があれば読んで損することはありません。

ぜひ。

 

さて、少しと言いながら長くなってしまいましたが、話を戻しましょうか。

次はこの曲のMVについて話そうと思うのですが、こちらもこちらで何から言及すれば良いのやら……。

まず内容ですが、映画監督になることを夢見る青年が、家電屋(修理屋?)の父親の反対を押し切って、(母からの援助もあり)家を出て上京をする…という出来事を中心に、その一家の想い出やその後を描いたストーリーになっています。

これもまた、件の書籍を読んだ方なら、このMVを涙なしでは見られないことを理解してくださるんじゃないかなと思います。いろいろ重なっているところが多くて、、、あれこれ連想せずにはいられないですね。

なんだか身内だけで楽しむような書き方になってしまいましたが、書籍を読んでいなくても、というか読んでない方にこそMVは観てほしいなと感じます。歌詞と物語を合わせて味わっていただきたいです。

リンクこちらです。

GReeeeN - 遥か on YouTube

 

余談というかついでですが、さっきこの動画のコメント欄を「新しい順」にして覗いてみたんですよね。すると未だにコメントがいくつも更新されていて、本当に長く広く多くの人に愛されている曲なんだなと、とてもじんわり温かい気持ちになりました。

 

 

この流れでこの名曲の細部の話に移ろうと思ったんですが、最後に1つだけ。

 

この「遥か」には、GReeeeN 3rdアルバム「塩、コショウ」に収録されている "Album ver." が存在しまして、("Album ver." と題されていながらそれよりは映画で実際に使われた "エンディング ver." な感じなんですが、)そちらの方ではなく、当該シングルや「いままでのA面、B面ですと!?」に収録されている "通常 ver." を取り上げて話していきたいと思います。

(両者の違いについては後ほど書けたら書きます。書けてなかったら聞き比べて違うところ探してみてください。)

 

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◉個人的好きポイント

例によって歌詞からいきますが、この曲については気を緩めると語彙が飛んでいきそうなので、少し冷静めに書いていきます。(自戒)

「遥か」の曲構成はちょっと解釈難しかったので、Aメロだとかサビだとかっていう説明は省かせていただきます。

では。

 

「誰かに嘘をつくような人に なってくれるな」 父の願いと

「傷ついたって 笑い飛ばして 傷つけるより全然いいね」 母の愛

「まっすぐにやれ よそ見はするな へたくそでいい」 父の笑顔と

「信じる事は簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね」 母の涙

ここに登場する父・母はGReeeeNのリーダーHIDEさんと、その実兄でプロデューサーのJINさんの両親で、この歌詞はそのご両親の言葉・教えを歌詞に落とし込んだものになっています。

そしてこの部分は、私がこの曲の何たるかに気付いていなかった時から好きな箇所です。好きというよりも、多くのことに気付かせてもらった、私の人生にとっても大切な言葉です。何度も、何度も読んで、心に刻み込んで生きたいです。

 

本当の強さ 本当の自由 本当の愛と 本当の優しさ

わからないまま進めないから 「自分探す」と心に決めた

"本当の" 強さ、自由、愛、優しさ。分かったつもりになりたくはないです、まだまだ探し続けている途中。GReeeeNの音楽から少しづつヒントをもらえている気がしますが、答えに辿り着けるのはうんと先かもしれません。

辿り着けやしないのかもしれません。答えが1つとも限らない。

そんなことを考えてしまうこの一節、まだまだ私の人生は広げて深めて進んでいけそうです。

 

他の部分ももちろん好きな歌詞たくさんありますが、この2箇所のインパクトたるや、私の中では少しレベルが違う感じがします。

 

歌詞全文、よければこちらからどうぞ▶︎▷遥か /GReeeeN 歌ネット

 

では歌詞以外について!今回ちょっと手短になります!

 

◉展開

同じフレーズをずっと繰り返しながら、着地点を変える。だんだん楽器を増やす。そうして展開していく。

ありそうで他にあまりない、シンプルそうで難しい構成だなと感じます。

じっくりジワジワと膨らませていくような…。楽器の増やし方も、余計な部分が一切なくて…計算された構成だとしても天才的ですし、感性だけで作り上げられたものでもやはり天才的です。

 

◉大サビの転調

好きです。

 

◉ラスト

「どれだけ 〜 歩き続ける」

最後に相応しい盛り上がり。GReeeeNの曲はやっぱりメロディも強いです。こんなんそりゃ売れる。

 

 

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はい!

少し短い気もしますが、切羽詰まってるのでお許しを…!

 

それではまた!

今回もお疲れ様でした🍵